Thursday, April 10, 2014

心雑音を聞こうとすれば異常を聴取

乳児死亡で賠償命令確定 心疾患見落とし 共同通信社 2014年3月31日(月) 配信  生後1カ月余りの女児が死亡したのは医師が先天性の心疾患を見落としたためだとして、栃木県の両親が清水産婦人科クリニック(東京都江戸川区)の運営法人に5880万円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(山浦善樹(やまうら・よしき)裁判長)は28日までに、法人側の上告を受理しない決定をした。全額の支払いを命じた一、二審判決が確定した。27日付。  一、二審判決によると、女児は2007年、大動脈弁狭窄(きょうさく)症で死亡した。一審東京地裁は「経験が浅い医師でも実際に聴診し、真剣に心雑音を聞こうとすれば異常を聴取できるはずで、手術で完治も可能だ」として病院側が適切な診断を怠ったと認定し、二審東京高裁も支持した。

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