Monday, July 29, 2013

医療事故の立件送致、2012年は大幅増

医療事故の立件送致、2012年は大幅増 橋本佳子(m3.com編集長) 4月24日(水) 配信  警察庁のまとめによると、2012年1年間に、医療事故等の関係で警察に届けられた件数は117件で、過去10年間で最も低い水準にとどまることが明らかになった(表1)。  ただし、2012年までに届出等がされた医療事故のうち、2012年1年間に立件送致されたのは合計93件で、2011年の54件よりも大幅に増加している。93件の内訳は、2012年分3件(2012年に届出等があり、2012年に立件送致された数)、2011年分18件、2010年分19件、2009年分11件、2008年分12件、2007年22件など、過去の届出等も数多く送致されていることが分かる。  届出件数は1997年は21件だったが、2000年には124件になり、ピークの2004年には255件まで急増。2007年も246件と多かったものの、以降、減少傾向が続いていた(『警察への医療事故の届け出、ほぼ横ばい』を参照)。  届出等の内訳は、「医療関係者等」(医師、看護師、事務長、院長等からの届出、相談を含む)が87件と最も多く、「被害関係者等」(被害者、遺族、担当弁護人等からの届出、相談を含む)が21件、「その他」(報道記事等から情報を入手など)が9件。

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