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Wednesday, April 24, 2013
在宅用いみず野システム
先進的ICT遠隔医療システム(IMIZUNO-HOME) 入院に近い安心在宅医療 射水市民病院の地域医療室では最新の情報通信技術(ICT)を用いて、医師や看護師が病院にいながら、 いつでも在宅患者さんとスクリーンを介して向き合い病状を聴き、高画質カメラにより表情や体の状態を観察することができます。患者さんが自宅のベッドに寝ているだけで電極を付けなくとも、心拍・呼吸・体温・睡眠情報が計測され病院に転送されるため、革新的な遠隔医療が可能になりました。
IMIZUNO-HOME(The Innovative MonitorIng Zone Under Network Observation for HOme MEdicine) トップへ戻る ICTユビキタス・ホスピタルタウン射水プロジェクト 1.プロジェクト立ち上げの背景と経緯 射水市の高齢化率は現在21%、10年後にはこれが約28%に到達する高齢化社会を迎える。射水市における高齢者の罹患する疾患の第一位は循環器疾患(脳血管障害を含む)で全体の33.5%を占める。さらに整形外科疾患、眼科疾患などを含めると、身体活動を制限する疾病の割合はおよそ6割である。これらの患者では高齢化とともに通院治療が大変になるため、在宅医療のニーズは今後ますます高まることが予想される。 しかし、現状では在宅医療の普及は遅れており、これを担う人材もまた不足している。市町村合併により医療圏が広域化したにもかかわらず、現在の在宅診療は従来型の往診診療に頼らざるを得ない状況にある。従来型在宅診療は高齢医師にとっては体力的制約が大きく、また若い医師にとっては魅力に乏しいことも、在宅医療の普及を妨げている可能性がある。今日、医療におけるIT化は電子カルテに代表されるように、診療情報のオンライン化、共有化を可能にした。さらに、この10年で普及したブローバンドのインターネットを組み合わせることで、診療情報を瞬時に医療施設間で共有できる医療連携のIT化へと発展してきた。しかし、在宅医療において最も重要となる、患者の病状に関する情報収集へのICTの普及は大変遅れている現状である。 射水市民病院は最新のICTを応用し、たとえ在宅患者が医療機関や訪問看護ステーションからどれだけ離れていようと、いつでも患者の病状を適確に把握できる、新しい遠隔在宅医療支援システムの実用化を計画してきた。幸い、平成21年総務省が進めるICTを活用した地域住民の安心・安全のためのまちづくり「ユビキタスタウン構想推進事業」に、新しい遠隔在宅医療支援プロジェクト「ICTユビキタス・ホスピタルタウン射水プロジェクト」が、特に評価が高い重要案件「ランクA」として採択された(図1)。 図1 【ICTユビキタス・ホスピタルタウン射水プロジェクト】 「ICTユビキタス・ホスピタルタウン射水プロジェクト」は、射水市全体を一つの病院にみたて、医師のいる市民病院や診療所を「病院の医局」、訪問看護ステーションを「病院のナースセンター」、患者の自宅を「病室」として、医師・看護師・患者間の空間的距離を、ICTを活用した生体情報計測転送システムと双方向性音声画像転送システムにより短縮するものである。これは、平成18年に射水市民病院と金沢大学工学部が共同開発し、すでに当院の特別個室(501号室)に設置されている、無意識無拘束生体情報モニターシステムを用いた「ネットワーク観察下にある革新的モニター空間:いみず野」(Innovative MonitorIng Zone Under Network Observation: IMIZUNO)の遠隔在宅医療への応用であり、これを「在宅用いみず野システム」(Innovative MonitorIng Zone Under Network Observation for HOme MEdicine: IMIZUNO-HOME)と呼ぶことにする。このシステムを用いて医師や看護師は、病院や訪問看護ステーションにいながら、スクリーンを介して在宅患者と向かい合い、病状を聴き取り、高画質テレビカメラにより患者の表情や体の状態を観察することができる。さらに、患者が自宅のベッドに寝ているだけで、患者の心拍・呼吸・体温などの生体情報を毎日病院へ転送し、解析・保存することができるため、遠隔在宅診断が可能となる。 2.IMIZUNO-HOMEシステムの概要 本システムは生体情報モニタリングシステム、双方向性音声画像転送システム、およびWeb記録システムの三つから構成される。 1) 生体情報モニタリングシステム(Biosignal monitoring system) 患者のベッドにセンサを設置することにより、心拍数、呼吸数、体温、臥床時の体圧分布、および臥床時間を自動計測できるシステムである。ベッドに取り付けるセンサはピロータイプセンサとシーツタイプセンサで構成されている(図2)。ピローセンサは脈拍・呼吸・体動を、シーツセンサは体温・体圧分布、臥床時間を長時間モニターすることができる。いずれも身体に一切電極を装着することなく、患者がベッドに寝るだけで各種生体情報が計測できる点が優れている。計測された生体情報は逐次インターネットを介してサーバに転送され、射水市民病院地域連携室のコンピュータで自動解析される。結果(図3:呼吸数、心拍数、体温、血圧、体圧マップ、臥床時間)は実時間で表示されるだけでなく、毎日三測表に書き込まれ更新される。自動作成された三測表から在宅主治医や訪問看護師は、患者の心拍・呼吸・血圧の異常、発熱あるいは褥瘡を発生させる体圧分布異常を早期に発見することができ、適切な対策を講ずることができる。数分間に及ぶ呼吸停止など致死的状況が患者に生じた場合には、このシステムが即座に家族と主治医の携帯電話にアラームメールを送るようセットされている。 この三測表には、毎日看護師がハイビジョンテレビ電話を介して患者や家族から聴取した食事・排便・排尿・服薬状況や体調なども書き込むことができる(図3)。丁度、入院中に看護師が毎日病室を回って病状を聴き、体温・脈拍数・患者の状態などを三測表に書き込んでいる状況に相当する(看護師によるネット在宅巡回)。 図2 図3【IMIZUNO-HOME 生体情報計測システム】 2)画像音声伝送システム (インターネット回線を介するハイビジョンテレビ電話:TV communication system) 病院、訪問看護ステーション、患者の寝室に設置した高性能テレビカメラとディスプレイをインターネット回線でつなぐハイビジョンテレビ電話である(図4)。 図4 【IMIZUNO-HOME 画像・音声伝送システム】 射水市民病院地域連携室や訪問看護ステーション(ひよどり)から患者宅のテレビカメラの方向やズーム機能も遠隔操作できる。患者宅から病院および看護ステーションの看護師を緊急で呼び出すこともできる。ハイビジョンテレビ電話を介して看護師が聴取した患者の体調や食事摂取量、排便、排尿状況は、三測表に記入され保存される。患者との対話中に重要と思われるところは、ボタン一つでその音声画像を保存することができる(図4)。画像は相手側の新聞の字も読めるほど高画質であるため、視診情報として充分役立つ。 3)Web記録システム(Web recording system) 病院、訪問看護ステーション、開業医がそれぞれ担当する患者に関して利用することができる。射水市民病院内のサーバで全データを管理する。Web記録にあるカレンダー機能により患者への対応状況が一目で理解できるだけでなく、これを用いて各施設は訪問診療・訪問看護・処置・治療の計画(診療計画)をたてることができる。主治医から看護ステーションへの指示出し・指示受け(指示簿)ができ、訪問・治療・処置内容、連絡事項などの記録(カルテ)を残すことができる(図5)。また掲示板機能により関係者と連絡や討論することができる。さらに、Web記録から生体計測システムが記録した三測表にアクセスできるだけでなく、病院や看護ステーションが録画した患者の音声画像データも再生することができる。 図5 【IMIZUNO-HOME Web記録システム】 4)IMIZUNO-HOMEへのアクセス 訪問看護ステーションと開業医からWeb記録(病院サーバ)へのアクセスにはVPN、パスワードを介することにより、個人情報のセキュリティを保障する。Web記録がプラットホームになって、保存されている三測表や画像データを呼び出せるので、病院医師、看護師、開業医は担当する患者に関して情報共有することができる(図6)。 図6 【IMIZUNO-HOME 情報通信システム】 3.プロジェクトの推進計画(第一段階:平成22~23年度) IMIZUNO-HOMEを在宅患者に広く用いる前に、まず本システムへのニーズが極めて高くかつその価値を証明できる対象から適用し、段階を追って拡大をはかる。 射水市民病院には心臓血管センターが平成22年10月に開設され、入退院を繰り返す重症心不全患者を在宅で管理する機会が増えている。また最近、埋め込み型人工心臓が承認されたため、今後人工心臓を埋め込んだ患者が帰宅できるようになる。かかる患者の在宅管理にIMIZUNO-HOMEは威力を発揮すると考えられる。 本プロジェクトにおけるデータ解析・表示ソフトウエアが平成22年9月に完成したので、患者宅、訪問看護ステーション(射水市内)および診療所(射水市内開業医)への機器の設置を平成22年10月から開始した。本プロジェクトの推進計画は、すでに外部識者を含む射水市民病院倫理委員会において承認されている。 1. 射水市民病院患者支援チーム(SYMPAT) 医師だけでなく、看護師、薬剤師、栄養士、心リハ指導士、ME技士などにより、系統的に組織された専門職が患者の治療とケアに当たる多職種患者支援チーム(SYstematic Multidisciplinary Patient-Assistance Team:SYMPAT)を編成した。 現在、地域連携室の看護師が毎日在宅患者にネット巡回を行い、三測表をチェックし患者の状態をWeb記録システムに記録し医師と相談している。SYMPATが対象としている患者に対しては、栄養士、薬剤師、心臓リハビリテーション指導士がIMIZUNO-HOMEシステムを用いて相談や指導にあたっている。
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